フィッシングショー考察

お願い)釣り具メーカー様へ--不適切な表現及び間違い等が有れば訂正しますので
(管理人)saibatoron@lycos.ne.jpまで連絡して下さい。宜しくお願いします。


宮分です。

こんばんわ、皆さん。元気でしょうか?
私は昨日まで東京で行われたフィッシングショー(以後Fショー)
の見学に2日間行ってました。正直、不景気を反映してかルアー関係
に限って言えば出展ブースも減り、ブース自体も狭くなってました。
これは確実にブームが去ったことを証明してると思います。
私も今回はカタログ購入がすごく減りました。個人の理由で申せば
「もう何処のメーカーのルアーやロッドでも大差が無い」
「革命的なルアーが存在しなかった。今年はリファイン、リメークが多かった」
ってのが理由です。
多くの方も同じ様な理由で購入控えがあったと思われます。
証拠にEG、メガバスカタログは終日売り切れることなく、いつでも買える
状態でしたね。
よく雑誌、メディアではアングラーの質向上、目が肥えたって書き方を
してますが、そんなことよりも不景気&業界の停滞感のほうが
原因なのかもしれません。バスバブルは本当に崩壊したようです。

さて以降は私の主観(目)で各ブースの説明(見学した場所のみ)します。
参考にならない話ですが、読んで参考にしてください。

EG(エバーグリーン)
やっぱり一大ルアーメーカーで多くのトッププロ契約があるメーカー。
今回の目玉はテムジンシリーズでした。驚くことに終日、テムジンロッドを
手に取って見ることが出来ましたね。私も振ってみたけどやっぱ良いですよ。
まぁ詳細は雑誌等で読んで下さい。でも簡単に手に入るのかな?
ルアーの方は雑誌で散々出てるので今更Fショーで発表みたいなことも無く
驚きってのは無かったです。公開し過ぎってのもイベント性が無く
Fショーでベールを脱ぐって感じの方がショービジネスとしては
これだけのトッププロが居るならばインパクトもあり成功するのかと思います。
セミナーは今江プロのみを聞きましたが、今回は野池オカッパリについてです。
今江プロのセミナー内容については後日別メールにて公開しましょう。
一言で言うならば、やっぱり今江プロはホントに話しが上手です。
ビデオでもショービジネスでも。(注:私は今江プロのファンです)

メガバス
今回は新作の発表も少なく、目玉ルアーもありませんでした。
代わりに現行ルアーのリファインに重点を置いてます。でも、内部構造が
変更したから欲しいってのはホントにルアーが使いこなせて、ルアーの
アクションで肝になる部分が判ってるアングラー、しかもリファインが
その肝にハマってる場合でなければ買わないでしょう。こんな人はすごく少ないのでは?
それか只のメガバスファンかコレクターだけ。
まぁ、どちらにしても地元浜松の企業ながら入手困難なものが多く
どうしてもメガバスルアーで欲しい、メガバスロッドで欲しいものが無い
私にはどうでも良い感じでした。ごめんね、夢の無い感想で。

ジャッカルブロス
唯一、ブース規模が拡大してるメーカー。巨大なデモ水槽と水中スピーカーに
よるスイミング時のラトル音を聞かせるセミナーが印象的でした。
正直、このセミナーが一番私には魅力的に映ったです。
開発者がルアーのコンセプト、特徴、使うときの肝など実演で見せてます。
ついでに他社のルアーと比較したり(決して優劣を決める為でなく)
と好感のもてるものでした。私が唯一ルアーメーカーカタログを購入した位です。
今回はバイブレーションとスピナベ、ロングビルミノーの実演がありましたが
中でも私はロングビルのK−4(4m潜るから)が気に入りましたね。
これはディープクランクに位置付けしてあり、従来のロングビルサスペンドミノー
とは違うことが実演ではっきり判りましたので、きっと買うでしょう。
まだ形が出て無いですが野池用のショートクランクも気になります。

DUEL
唯一カタログが売り切れたメーカー。でもコンパニオンのビキニトップ姿に
惹かれて買った人が多かったのでは?
今回はLBシリーズとしてシャロークランクがメインで出てましたが
なんかシャローラビットみたいな形だったし、回避能力を説明されても
そのイメージ(シャローラビット)があり、インパクト不足。
それより10月発売のディープクランクに興味が沸きました。
潜行能力は3.5mらしいですがラインが12Lbでの話なので
8lbフロロなら4mは行くでしょう。従来のマグネット&タングステン
は健在なので飛距離は出ます。特徴は薄く仕上げたリップにより動きの
切れと近年珍しくなったウォブリング系のアクション(ロール含みですけど)
で、ボディサイズが小さいので引き感は軽いらしい。
ただリリースが10月では一番使いたい時期が使えないので
そのあたりは商売として残念です。

スミス
目当てだったのはディープシードゥMAXですが
4.5m潜らせるためにウエイトを上げたせいでボディが厚くなってます。
以前にも同じ様にベイト使用できる様にしたWINDシャッティーって
ルアーがあって、初期のシャッティーはアクションの切れがあったのに
厚くしたせいで切れが無くなり釣れなく(少なくても以前釣れたバス)なりました。
同じ様にならないことを願います。心配。

ダイワ
リールは特に変化無し。ロッドのバトラーの種類ありすぎで興味無し。
今回はタングステンリップ搭載のシンキングハイパークランクとロングビルの
新型、バス用メタルバイブが出てました。
正直言うと、どれも個性があって期待出来ます。デモで泳がせて欲しかった。
各メーカーこんなのばかりだと楽しいんですけどね。
ミリオネアにチューニングパーツとかカラーリングしたりとか
できるシリーズが出るらしいんですが興味の無い自分はどーでも良い気
がしました。しかし一般アングラーはそんな楽しみ方を提供するメーカーと
してダイワを選択するのも宜しいかと思います。自分だけのオリジナルカラー
オリジナルハンドルのリールなんて楽しいでしょうね。
並木プロのセミナーは期待外れな最近の活動の話。
アメリカトーナメントでの話に期待したのですが、まったく正反対な
ジャングルスポーツ2/20放送に出た時のことを宣伝してました。
反面、普通の番組にバスプロとして出てくれるのは嬉しいかな?
でもFショーでメインで話す内容では無いと思った。

シマノ
今回の目玉はステラの新型。でも高くて買えない自分には興味ありません。
でも触ってみたけどやっぱ良いものです。
頑張って1台買うのも良いのでは?自分は道具としか考えて無いので
そこまでのスペックは要らないです。普及モデルへの技術展開に期待します。
しかしながらダイワのスピニング技術競争では今一つ勝てて無い気はしますね。

ラッキークラフト
TOP150のプロ選手2名を来日させてのセミナーは宣伝効果あるけど
マニアでなければ仕方が無い話です。
今回、自分は一度もセミナーを聞かなかった。私が見た中ではメタルジグが一番の
興味でした。樹脂&タングステンで作るようです。
下野プロがデザイン&テストしてる様なので誰でも釣れるものになるでしょう。
是非価格を押さえた800円前後でリリースして欲しい。自分は
1000円じゃ買わないから。
そうそう、ネックピース(首掛け携帯ストラップ)は欲しいかな/

ティムコ
ロッド販売メーカーとしてフェンウィックを売ってる
この会社は正直3大ロッド(プロデゥース)メーカーに入るでしょう。
今回ティファが出展しなかったので余計に存在が光りました。
テグナAV、ゴールデンウィング(以後GW)、FVRはどれも
すばらしいラインナップしてます。
目立たないですが、新素材を吟味して良いものだけを出す信頼出来る
会社ですね。しいて言うならテグナもGWも価格を3.5万切ってほしい
ものです。そうしたらメガバスもEGも、かなわないかも?

アングラーズパブリック
エッジを出してるメーカーですが、今回はエッジプライドってシリーズを
発表しました。すごく軽くて振り抜けも良くラインナップも充実してます。
しかし残念なことに5.6−6−6.6fと従来のロッドサイズに縛られて
ユーザーが望む5.8fや6.3or6.4fなんて半端レングスを作らない。
これが加わったら凄いんですけどね。でもプライドはすごく良さそうですよ。

ピアフィッシング
ABUリールを日本で売るためにアメリカから日本代理店を起こしたピアグループ。
SXに外部可変遠心ブレーキ機能を追加したSX−IVCBシリーズを追加。
でも、これってシマノもダイワもしてますね。しかし、あのアブが日本の
仕様にあわせたモデルをタイムラグ無く出すことは凄いです。
で、新機構を採用したEONって近未来的なベイトは3600サイズのみ展示
ですが何か期待させるものがありました。スプールとハンドル位置が一直線で
6.2:1のハイギア仕様、その他斬新な機能が一杯な新リール。
ダイワのマグホースV、シマノのSVSそして、アブのEON仕様
この3ツ巴な戦いにリョービが参戦出来るか心配です。
上州屋へ売却されたリョービ釣り具部門ですが、上州屋の豊富な資金で
最高のリールを作って欲しいです。
しかし?なことがあります。ピュアはフェンウィック、バークレーを傘下に
おいてますが、フェンウィックはティムコ、バークレーはオプティマって
代理店があるけど、どうなるのでしょう?


さて、ざーと早足で紹介しましたが今年のルアートレンドを教えますと

バイブレーションは頭の形状でアクションが決まるタイプで無く
お腹部分の横出っ張りを使ったヘドンのソナー的なバイブレーションと
新素材タングステン仕様でラトル音に工夫したもの。

リップのあるものは薄いリップを採用して動きのキレを強調した
紹介が多いです。後付け差込リップの効果を説明するところも
多かった。へたすればこんな後付けリップルアーだらけになるかもね。

ファインワイヤーの細さを極限まで使ったEGのDゾーンのワイヤを
形状記憶合金にして折れなくしたのに始まったスピナベへの採用は
ジャッカルのスピナベにも採用されてりと
ほぼ全社に広まる気配があります。今後当たり前になるかな?

意外なのにディープクランクの小型で4m強を主張するのが多数
見かけられました。ディープエリアでのリアクションバイトを
狙う様です。これはウルトラディープのキャロクランクや
ドラっキングから来てる傾向かと思われます。

さーて、どうでした?訳が分らんって思ってるかな?
気になることがあればメール下さい。
見た範囲なら話しますので、では。


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